2021年開催「第19回ワールド・サクソフォーン・コングレス 倉敷」

19th WSC KURASHIKI JAPAN 2021
開催趣意と協賛のお願い

 
一般社団法人 日本サクソフォーン協会 第19回WSC開催委員会
                                        
 開催委員会代表 冨岡和男
開催委員長 長瀬敏和

 
 去る2018年7月、クロアチアのザグレブで開催された「第18回ワールド・サクソフォーン・コングレス」(以下WSCと表記)において、日本サクソフォーン協会は次期開催国として立候補致しました。次期開催国を決定するコミッティー会議において同じく立候補した上海(中国)、メデジン(コロンビア)を上回る投票を獲得、倉敷開催が決定致しました。                                  
 
 開催日程は、2021年7月15日~19日。メイン会場は倉敷市民会館、倉敷市芸文館を使用する計画です。誘致に先立ちまして、倉敷市並びにくらしき作陽大学から会場の提供他、多大なご支援を頂いております。主催は日本サクソフォーン協会、ホスト(開催委員長)は長瀬敏和(くらしき作陽大学教授)。
 
 WSCはクラシック・サクソフォーンの発展啓蒙のために始まった学会で、レパートリーの拡大と世界中のサクソフォニストの交流を目的としております。コンサートを中心としたこの学会は、1969年第1回シカゴ開催から数えて18回、世界各地で開催されてまいりました。今から30年前1988年「第9回WSC」を川崎市に誘致、世界中のサクソフォニストおよびこれに興味を持つ作曲家や教育者が集い、大成功をおさめました。そして再び日本での開催が決定致しました。30年前、私たちはサクソフォーン先進国であるヨーロッパそしてアメリカのみならず、世界の国々から多くのものを学びたかったのです。その思いは今も変わりません。再び日本にWSCを誘致し、素晴らしい進歩を遂げている世界中のサクソフォニストを招き、共に影響し合いサクソフォーン音楽の発展のための機会にしたいと思っております。加えて、今般西日本豪雨に見舞われた倉敷市の復興を願い、被災された方々を元気づける催しにしたいと考えております。2年後の「第19回WSC 倉敷2021」開催につきましては、30年前の川崎に優る素晴らしいコングレスにしたいと協会員一同願っております。歴史情緒あふれる倉敷は、コングレス開催にふさわしい芸術文化の街です。我々日本人はもとより海外の参加者にとって魅力あふれる開催地となるでしょう。
 
 本来コングレスは参加者の参加費で賄われるものと考えますが、今般WSCは、将来のサクソフォーン音楽の発展と、より高い芸術性を求め、オーケストラや吹奏楽との協演が必須となっております。参加費のみでは経費を賄うことが難しい状況です。その他特に海外からの参加者に日本の魅力、倉敷の素晴らしさを“おもてなし”したいと思っております。
 
 つきましては各方面にご協力、ご協賛を頂きたく切にお願い申し上げます。WSCの趣旨をご理解頂きご高配くださいますよう、宜しくお願い申し上げます。

                                            2018年作成

第19回WSC倉敷 開催委員会 委員(2019年4月現在)
開催委員会代表 冨岡和男
開催委員長   長瀬敏和
委 員     石渡悠史 池上政人 小串俊寿 須川展也 岩本伸一 原ひとみ
        中村均一 大城正司 上田 卓 滝上典彦 浅利 真 佐藤淳一 佐藤 渉
        野村亮太 井上有記 
日本サクソフォーン協会 HP: http://japan-saxophonists.com /Mail: japan.sax.assoc@gmail.com
215-0005 川崎市麻生区千代ヶ丘3-3-18  Tel.Fax 044-955-3115

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